みなさんこんにちは。
およそ2年前にサッカー部入部以来初のブログ執筆指名を受け、ついに俺の時代が来たと意気込み、修正に修正を重ね ユーモアとシリアスを織り交ぜた渾身のブログを世に送り出すも、当時主将であったY先輩に「下品」と一蹴され削除 されたスペイン語科4回の堀尾 です。
あの時のことは今でも昨日のことのように鮮明に覚えてい ます。
僕が書く少し前に同期のF村が世に一大旋風を巻き起こした 衝撃のミリオンセラーブログ 「僕とアルコール」を執筆していたために自分中でのハードルが上がりまくっていた僕は、追い詰められた挙句「面
白い=下ネタ」というチンパンジー脳指数並みの安直な方程式を導き出し、うひゃひゃこれはおもしれぇ!と闇雲に 下ネタを乱発しました。
次の日部活に行くと「下品。 消したからね。」と冷静なコメントとともに告げられ、この日を境に全く試合に出ることができなくなりました。信頼を失ってしまったのでしょうね。皆さん、くれぐれも注意しましょう。(大嘘。)
ふぅ、、
冒頭部分が長くなってしまい申し訳ありません。今回こそは自分のブログが世に公表されると思うとついつい張り切ってしまうのです。哀れな先 輩を温かい目で見守ってやってください。じゅんいち、お
前だけは正座して読め。
さて。
本題に入りたいと思います。
はい、留学体験記ですね。これまで僕の同期が大学生活や 留学へのフローや留学先での サッカーについて詳しく書いてくれたおかげで、正直僕は あまり書くことがありませ ん。
え?じゃあなぜ書くかって? そんなこと、、そこにブログ を書くためのスペースがあるからに決まってるじゃない か、、
嘘です。メキシコの胸筋バス
ターことI飛がうるさいんです。ブログ早く書け早く早く書けって。黙ってタコスでも食ってろって感じですね。本当に。
そう、でも本当に特にこれといったものがないので、今回はシンプルに実際に留学している人たちがどのような生活を送っているのか、自分の例を踏まえながら紹介しようと 思います。
消されたくないので下ネタは 無しで行こうと思います。 よろしくお願いします。
単に留学生活といっても、その中身は非常に多岐に渡ります。僕の同期を例にとっても、僕のように語学学校に通
う者、向こうの大学の学部に 通う者、就活に力を入れたコ ースを受講する者、サッカー留学をしている者、自分が中心となって外国人との交流イベントを開催する者、外国人とのあんなことやこんなことを狙ってクラブに通い続ける 者、自動車部品工場にこき使 われ幽閉されている者、ルー ムメイトの日本人と一日中 FIFAをプレーし続け気づいた らとても上達してしまってい た者、、本当に様々です。
ちなみに1番最後の人にはこの前会った時に「FIFAだったら まじ負けねぇ」と意味不明な ことを豪語されました。留学生の鏡ですね。やめちまえ。
そして僕は先ほども言ったように、大学付属の語学学校に通っています。1番ノーマルな
パターンですね。ここでスペイン語、そしてスペインの文学や芸術、歴史といったことを学んでいます。授業は自分の主専の会話のクラスを想像していただけたらわかりやすいかと思います。だいたいあ んな感じです(適当)。
この語学学校にはスペイン語を学ぶためにたくさんの生徒が各国から来るわけですから、当たり前ですがクラスメ イトは非常に多国籍です。僕のクラスを見てみると、近隣ヨーロッパ諸国に加え、ブラジル、ナイジェリア、ウクラ イナ、中国から韓国、さらには世田谷区民まで、、(あ れ?)
そんなバックグラウンドも価値観も母語も全く異なる彼ら (1人完全一致)とスペイン語
という同じ言語ツールを用いながらの会話や課題を通して 意思疎通を図り、互いに理解を深めていく。留学の醍醐味でもあり、僕自身にとっても刺激的で貴重な経験です。
授業後はクラスメイトとコー ヒーを、いや、café を嗜んだり、ジムでの筋トレや図書館 で課題をしたり、友達と少し ボールを蹴ったり、そして週 末は申し訳程度にバイトをし たり、、と、ぶっちゃけ日本 にいた時としていることはあ まり変わりません。強いて言 うなら部活がないくらいです かね。逆にこれにプラス週5の 部活とか俺どんだけハードな ことこなしてたんだって感じ ですね。
このように、今でこそ色々と 慣れてある程度普通の生活を
送れていますが、スペインに 着いた当時は正直かなりキツ かったです。生活習慣の違い (例えば夕食の時間。こっち では夜10時以降が普通。) や、緊張と不慣れで本場のス ペイン語がほぼ聞き取れない 日々。これはこれから留学に 行く誰しもが不安に思う要因 の1つなのではないでしょう か。
例を挙げると、こちらに来て すぐスマホのSIMカードを買い にケータイショップに行き、 勇気を持って店員に話しかけ たところ、とてつもない早口 で「こんちは、要件何?」 (本当にこんなニュアンス) と言われ、彼が何を言ってる かも自分が何を言えばいいか もわからず頭が真っ白になり ました。
パニックに陥りとりあえず何
パニックに陥りとりあえず何 か言わなければと焦った挙 句、出てきた言葉は1年生の1 番最初に習う
“ Hol), me ll)mo Ryunosuke(私の名前は竜之 介です)”
というフレーズ。教科書通り の完璧な発音。しばしの沈 黙。。。
どこかからケータイショップ で自分の名前言うてどうする ぅ!という千鳥ノブの的確な ツッコミが聞こえてきて我に 帰りました。
店員からしても意味がわから なかったことでしょう。聞い てもないのにいきなり見ず知 らずのアジア人に自己紹介さ れたのですから。誰やねんお
前知らんわって感じですよ ね。
この他にも、スーパーで1€ (約100円)のお会計に1¢ (約1円)を出してドヤ顔を決 め込み、情熱の国であるはず のスペインの場の空気を凍ら せた挙句レジのおばちゃんに 怒鳴られる、といった人前で するのもはばかられるような 恥ずかしいエピソードもあり ます。
なぜこのような自虐ネタを披 露しているかというと、後 輩、特にまだ会ってない1年生 に「竜さんっておっちょこち ょいなとこあって親しみやす いな」って思われたい、後輩 に慕われたい、とかいう理由 ではありません。断じて。い や本当に。(チラッ、チラ ッ)
では何が言いたいかと言う と、失敗というのは捉え方に よってはプラスになりうる、 ということです。
僕が経験したように、慣れな い国での生活、最初は色々な 面で失敗や苦労をすると思わ れます。聞き間違えだってす るし、時には恥ずかしい思い だってします。ですがよく言 われることですが、最初から 全てうまくいく人など存在し ません。誰しもが一度や二度 失敗します。そしてこの時、 ただただ落ち込んで終わるの ではなく、自分の失敗から何 かを学び取り、それを次に繋 げようとする姿勢やプロセス が大事だと僕は考えます。例 えば部活。ある日の練習であ
るプレーを失敗したとしま す。そのミスから原因を突き 止め、自分に何が足りないか を確認し次は成功させられる よう意識して練習する。その プロセスを繰り返し出来るこ とを増やしていくことでプレ ーヤーとして1段階高いレベル に到達できるのではないでし ょうか。そしてこれは人生の どの場面においても当てはま るように思われます。1つの 失敗を単なる失敗として終わ らせるのではなく、そこから 何を学びどう成長していく か。皆さんに是非意識してほ しいと思います。
失敗の連続であった留学生活 を通してこの大切さを知った 僕は、来た当初よりも語学面 だけでなく他の面でも少なか らず成長できたという自負が あります。
今やスーパーのレジでもお会 計の金額を素早く用意するだ けでなく、すまし顔で「レシ ートいらないから」というコ メントまで付け加えられるよ うにまでになりました。立派 ですね。そして手にレシート を握りしめて、颯爽とスーパ ーを後にします。スペイン 人、本当あいつら人の話聞か ねーんだよな。
時が経つのは早いもので、も う留学生活も1ヶ月弱を残すの みとなりました。来年皆さん と会えて、そして一緒に部活 できるのを楽しみにしながら 残りの期間も頑張りたいと思 います。最後まで読んでいた だきありがとうございまし た。
次回は、部活内で圧倒的ワー ドセンスを誇るあまりコーチ ングの際に古風で趣のあるワ ードを使いすぎるが故に味方 に全く伝わらずはてなマーク を連発させ幾度となくピンチ を招くも、その持ち前のセー ビング能力で片っ端から止め て仲間から賞賛されることを 生きがいとする自作自演型GK 松本幹久が担当します。メキ シコの風に当てられた漢は、 何を想い、何を語るのか。大 注目です。
PS. 先輩方、外語祭の出店本当 にありがとうございました。 お疲れ様です!
およそ2年前にサッカー部入部以来初のブログ執筆指名を受け、ついに俺の時代が来たと意気込み、修正に修正を重ね ユーモアとシリアスを織り交ぜた渾身のブログを世に送り出すも、当時主将であったY先輩に「下品」と一蹴され削除 されたスペイン語科4回の堀尾 です。
あの時のことは今でも昨日のことのように鮮明に覚えてい ます。
僕が書く少し前に同期のF村が世に一大旋風を巻き起こした 衝撃のミリオンセラーブログ 「僕とアルコール」を執筆していたために自分中でのハードルが上がりまくっていた僕は、追い詰められた挙句「面
白い=下ネタ」というチンパンジー脳指数並みの安直な方程式を導き出し、うひゃひゃこれはおもしれぇ!と闇雲に 下ネタを乱発しました。
次の日部活に行くと「下品。 消したからね。」と冷静なコメントとともに告げられ、この日を境に全く試合に出ることができなくなりました。信頼を失ってしまったのでしょうね。皆さん、くれぐれも注意しましょう。(大嘘。)
ふぅ、、
冒頭部分が長くなってしまい申し訳ありません。今回こそは自分のブログが世に公表されると思うとついつい張り切ってしまうのです。哀れな先 輩を温かい目で見守ってやってください。じゅんいち、お
前だけは正座して読め。
さて。
本題に入りたいと思います。
はい、留学体験記ですね。これまで僕の同期が大学生活や 留学へのフローや留学先での サッカーについて詳しく書いてくれたおかげで、正直僕は あまり書くことがありませ ん。
え?じゃあなぜ書くかって? そんなこと、、そこにブログ を書くためのスペースがあるからに決まってるじゃない か、、
嘘です。メキシコの胸筋バス
ターことI飛がうるさいんです。ブログ早く書け早く早く書けって。黙ってタコスでも食ってろって感じですね。本当に。
そう、でも本当に特にこれといったものがないので、今回はシンプルに実際に留学している人たちがどのような生活を送っているのか、自分の例を踏まえながら紹介しようと 思います。
消されたくないので下ネタは 無しで行こうと思います。 よろしくお願いします。
単に留学生活といっても、その中身は非常に多岐に渡ります。僕の同期を例にとっても、僕のように語学学校に通
う者、向こうの大学の学部に 通う者、就活に力を入れたコ ースを受講する者、サッカー留学をしている者、自分が中心となって外国人との交流イベントを開催する者、外国人とのあんなことやこんなことを狙ってクラブに通い続ける 者、自動車部品工場にこき使 われ幽閉されている者、ルー ムメイトの日本人と一日中 FIFAをプレーし続け気づいた らとても上達してしまってい た者、、本当に様々です。
ちなみに1番最後の人にはこの前会った時に「FIFAだったら まじ負けねぇ」と意味不明な ことを豪語されました。留学生の鏡ですね。やめちまえ。
そして僕は先ほども言ったように、大学付属の語学学校に通っています。1番ノーマルな
パターンですね。ここでスペイン語、そしてスペインの文学や芸術、歴史といったことを学んでいます。授業は自分の主専の会話のクラスを想像していただけたらわかりやすいかと思います。だいたいあ んな感じです(適当)。
この語学学校にはスペイン語を学ぶためにたくさんの生徒が各国から来るわけですから、当たり前ですがクラスメ イトは非常に多国籍です。僕のクラスを見てみると、近隣ヨーロッパ諸国に加え、ブラジル、ナイジェリア、ウクラ イナ、中国から韓国、さらには世田谷区民まで、、(あ れ?)
そんなバックグラウンドも価値観も母語も全く異なる彼ら (1人完全一致)とスペイン語
という同じ言語ツールを用いながらの会話や課題を通して 意思疎通を図り、互いに理解を深めていく。留学の醍醐味でもあり、僕自身にとっても刺激的で貴重な経験です。
授業後はクラスメイトとコー ヒーを、いや、café を嗜んだり、ジムでの筋トレや図書館 で課題をしたり、友達と少し ボールを蹴ったり、そして週 末は申し訳程度にバイトをし たり、、と、ぶっちゃけ日本 にいた時としていることはあ まり変わりません。強いて言 うなら部活がないくらいです かね。逆にこれにプラス週5の 部活とか俺どんだけハードな ことこなしてたんだって感じ ですね。
このように、今でこそ色々と 慣れてある程度普通の生活を
送れていますが、スペインに 着いた当時は正直かなりキツ かったです。生活習慣の違い (例えば夕食の時間。こっち では夜10時以降が普通。) や、緊張と不慣れで本場のス ペイン語がほぼ聞き取れない 日々。これはこれから留学に 行く誰しもが不安に思う要因 の1つなのではないでしょう か。
例を挙げると、こちらに来て すぐスマホのSIMカードを買い にケータイショップに行き、 勇気を持って店員に話しかけ たところ、とてつもない早口 で「こんちは、要件何?」 (本当にこんなニュアンス) と言われ、彼が何を言ってる かも自分が何を言えばいいか もわからず頭が真っ白になり ました。
パニックに陥りとりあえず何
パニックに陥りとりあえず何 か言わなければと焦った挙 句、出てきた言葉は1年生の1 番最初に習う
“ Hol), me ll)mo Ryunosuke(私の名前は竜之 介です)”
というフレーズ。教科書通り の完璧な発音。しばしの沈 黙。。。
どこかからケータイショップ で自分の名前言うてどうする ぅ!という千鳥ノブの的確な ツッコミが聞こえてきて我に 帰りました。
店員からしても意味がわから なかったことでしょう。聞い てもないのにいきなり見ず知 らずのアジア人に自己紹介さ れたのですから。誰やねんお
前知らんわって感じですよ ね。
この他にも、スーパーで1€ (約100円)のお会計に1¢ (約1円)を出してドヤ顔を決 め込み、情熱の国であるはず のスペインの場の空気を凍ら せた挙句レジのおばちゃんに 怒鳴られる、といった人前で するのもはばかられるような 恥ずかしいエピソードもあり ます。
なぜこのような自虐ネタを披 露しているかというと、後 輩、特にまだ会ってない1年生 に「竜さんっておっちょこち ょいなとこあって親しみやす いな」って思われたい、後輩 に慕われたい、とかいう理由 ではありません。断じて。い や本当に。(チラッ、チラ ッ)
では何が言いたいかと言う と、失敗というのは捉え方に よってはプラスになりうる、 ということです。
僕が経験したように、慣れな い国での生活、最初は色々な 面で失敗や苦労をすると思わ れます。聞き間違えだってす るし、時には恥ずかしい思い だってします。ですがよく言 われることですが、最初から 全てうまくいく人など存在し ません。誰しもが一度や二度 失敗します。そしてこの時、 ただただ落ち込んで終わるの ではなく、自分の失敗から何 かを学び取り、それを次に繋 げようとする姿勢やプロセス が大事だと僕は考えます。例 えば部活。ある日の練習であ
るプレーを失敗したとしま す。そのミスから原因を突き 止め、自分に何が足りないか を確認し次は成功させられる よう意識して練習する。その プロセスを繰り返し出来るこ とを増やしていくことでプレ ーヤーとして1段階高いレベル に到達できるのではないでし ょうか。そしてこれは人生の どの場面においても当てはま るように思われます。1つの 失敗を単なる失敗として終わ らせるのではなく、そこから 何を学びどう成長していく か。皆さんに是非意識してほ しいと思います。
失敗の連続であった留学生活 を通してこの大切さを知った 僕は、来た当初よりも語学面 だけでなく他の面でも少なか らず成長できたという自負が あります。
今やスーパーのレジでもお会 計の金額を素早く用意するだ けでなく、すまし顔で「レシ ートいらないから」というコ メントまで付け加えられるよ うにまでになりました。立派 ですね。そして手にレシート を握りしめて、颯爽とスーパ ーを後にします。スペイン 人、本当あいつら人の話聞か ねーんだよな。
時が経つのは早いもので、も う留学生活も1ヶ月弱を残すの みとなりました。来年皆さん と会えて、そして一緒に部活 できるのを楽しみにしながら 残りの期間も頑張りたいと思 います。最後まで読んでいた だきありがとうございまし た。
次回は、部活内で圧倒的ワー ドセンスを誇るあまりコーチ ングの際に古風で趣のあるワ ードを使いすぎるが故に味方 に全く伝わらずはてなマーク を連発させ幾度となくピンチ を招くも、その持ち前のセー ビング能力で片っ端から止め て仲間から賞賛されることを 生きがいとする自作自演型GK 松本幹久が担当します。メキ シコの風に当てられた漢は、 何を想い、何を語るのか。大 注目です。
PS. 先輩方、外語祭の出店本当 にありがとうございました。 お疲れ様です!