前回のりんた君は宮崎出身ということで、生まれ育った九州を飛び出し、今春東京へ出てきたわけでございますが、他方私は東京都町田市出身、都立立川高校を卒業し、この府中の東京外国語大学に通っており、
生まれてこの方、東京の多摩地域を出たことがございません。このように、外大には地方出身の人もいれば、東京から出たことない、という人もいます。受験生で見ている方には、参考とまではいかないですがこのようなバックグランドの人も外大にいるんだなあということを頭の片隅にでも置いてもらえると嬉しいです。…あれ、どこかで見たことある文だ。おっと、前回のブログの完成度が高すぎてついコピペしてしまった。剽窃はダメだもんな。気をつけないと。
大変失礼いたしました、字数稼ぎを狙ったくだらないボケでございます(笑)、本題に移りましょう。
えー、突然ですが皆様、最近気になっているニュースなんてございますでしょうか?大企業の汚職、ノーベル賞など、いろいろと話題になっておりますが、広く国際関係に目を向けるべき外大生の私(ちなみに国際関係論の授業落としました)が気になるニュースはズバリ、イランでございます。そう、最近核やサウジアラビアへの攻撃等々のよからぬニュースで巷を盛り上げております、そのイランでございます。
では、イラン、と聞いて皆さん何を思い浮かべるでしょうか?ありがちな疑問を(勝手に)まとめてみました。
Q1.イランっていい噂聞かないし、中東だから治安悪いんじゃないんですか?
- 大丈夫、イランで荒れているのは外交、つまり国外の問題です。国内はいたって通常、イランの人々は普通に暮らしています。
Q2.治安が良いのは分かったけど、途上国っぽいし、不便なんじゃ?
- 大丈夫、イランは決して途上国ではありません。インフラも整備されているし、町に行けば日本と同様大体のものは手に入ります。
Q3.イランて親日国なんですか?日本人は冷遇されないの?
A.大丈夫、イランと日本は伝統的に友好関係にあり、イランの人々は日本人にはとても親切に接してくれます。
Q4.というか、イランには何があるんでしょう?行っても時間の無駄になりそう。
- 大丈夫、イランには歴史ある遺跡、美しいモスクなど、魅力が沢山ございます。きっとまた行きたくなるでしょう。
いかがでしょうか。最後だけ旅行代理店の宣伝文句みたいになってしまいましたが、とにかく皆様、イランに行っても大丈夫なのです。
ところで、読者の方々の中にはこんな疑問を抱いた方もいらっしゃることでしょう、そう、なぜ私は自信満々でイランのことを語れるのか?
理由はいたって簡単であります。何を隠そうこの私が、なんと実際にこのイランに行ってきたからでございます。
しかし、普通の大学生が行く外国といえば、アメリカやヨーロッパなど有名どころ、もしくは韓国、中国など近い国でしょう。
間違っても、遠い、何があるかよくわからないイランなんて国には行かないはずです。にもかかわらず、私がイランに行った理由、それは、私の専攻言語がペルシア語だからです。
ペルシア語は、主にイランで使われている言語で、そのつながりで今回、短期留学(ショートビジット)という形でイランに行ってまいりました。
まず、滞在した都市ですが、イランの首都にして最大の都市、テヘランから南に約1000キロに位置するシーラーズという都市です。イランでは5番目に人口の多い都市ということで、日本で言うと、福岡くらいの感覚でしょうか。以下、シーラーズの観光名所をご紹介したいと思います。
まずはこちら、ナスィール・オル・ムルク・モスク、通称「ピンクモスク」です。ご覧の通り、ピンクのタイルで造られており、そこからピンクモスクという名前がついたそうです。
ここで紹介させていただいた場所以外にも、何か所か観光名所に行ったのですが、一番印象に残ったのはバキル・バーザールという大きな商店街のような場所です。
バーザールには、絨毯の店、お茶の店、工芸品の店など沢山の店が所狭しと並んでいました。人通りも多く、数歩歩くたびに、「日本人?写真撮ろう!」と声をかけられるような状態でした。
ある日、バーザールを散策していると、近くの店のおじさんに声をかけられました。どうやら香辛料を扱うお店のようです。お店のほうに行ってみると、例のごとく、「日本人か!よく来たな!」的なことを言われ、店頭にあったこのデカいようかんみたいな物も一切れ差し出してきました。
すると、今まで口にしたことのないようなえぐみと酸味が口の中に広がりました。見た目から勝手に甘いものだろうと想像していた私はそのあまりのマズさに衝撃を受けました。その時の写真がこちら。
ちなみに、イランの料理に期待して行った私ですが、正直口に合わないものも多く、3日ほどでつらくなりました。ホテルの部屋で友達が持参した味噌汁を飲むのが唯一の救いでした。
というわけで、以上が私のイラン滞在記になります。つまらない文章と稚拙な写真にお付き合い頂きありがとうございました。皆様が少しでもイランに興味を持っていただければ幸いです。
最後に少しだけ、我々外大サッカー部、TUFS FCについて僕の個人的な考えを書かせて頂きます。
この部に入部して半年ほど経ちましたが、改めてこの部に入部して良かったと感じています。チームのために何ができるかを自分で考えたり、先輩からサッカーのことだけでなく様々なことを教えて頂いたりする中で、ほんの少しですが人として成長できているように感じます。こういった経験は、サークル等ではできないものですし、貴重な時間を過ごしていると感じています。自分はまだ1回生ですが、部の中心となっていく来年、再来年に向け、プレーの面でも、それ以外の面でもチームを支える行動をしていきたいと思っています。
以上新入生自己紹介第2弾、小高幹陽がお送りいたしました。それでは、خدا حافز!(さようなら!)